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中枢神経系と視神経のあちこちに大小さまざまな病巣ができ(空間的多発)、再発を繰り 返し(時間的多発)、解剖したときに硬化していることから、多発性硬化症と名付けられまし た。多発性硬化症患者たちは、いろいろな身体症状があります。例えば、手足の痺れ歩行 障害、視力障害、膀胱障害等があります。この病気は再発を繰り返すことが多く、精神的に もつらい思いをすることが少なくありません。 再発・寛解型、2次進行型、1次進行型などのタイプがあります。再発・寛解型が半分以上 ですが、このタイプから2次進行型に20%の方々が以降していきます。再発の有無の関わ らず、だんだん症状が重くなっていきます。1次進行型は、発症後明らかな再発がなく、症状 が悪化していきます。約10%程の方々が、このタイプになります。 現在日本では1万人程の患者がいます。20代〜30代の若年成人の発症が多いとされて いますが、5歳の子どもや高齢になってからの発症もあります。周りの方で、この病気にな れる方がおられたら、ぜひこの資料や冊子を見せてください。ひとりぼっちではないことを、 お知らせして、話をゆっくり聴いてさしあげてください。 また現在は再発を防止する薬として、ベタフェロンやアボネックスがあります。ベタフェロン を使用する患者さんは、現在日本で2000人程おられます。アボネックスは2006年11月 に発売されたばかりで、まだ使用されておられる患者数は分かりません。病を理解すること が大切だと考え、私たちは患者・患者家族に教育プログラムなどを提供しています。こうした 活動をご支援下さい。
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